@article{oai:gunma-u.repo.nii.ac.jp:00001816, author = {國清, 恭子 and 土江田, 奈留美 and 中島, 久美子 and 兼子, めぐみ and 大和田, 信夫 and 常盤, 洋子}, journal = {群馬保健学紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, Departmental Bulletin Paper, 本研究の目的は, 人工妊娠中絶に対し看護者が抱く葛藤を明らかにすることである。対象は, 群馬県内の総合病院2施設と個人医院1施設に勤務する人工妊娠中絶の場面に関わったことのある看護者40名であった。調査方法は, 人工妊娠中絶のとらえ方に関する文章完成法テストを用いた質問紙調査であった。分析方法は, 累積KJ法を用いた内容分析を採用し, 人工妊娠中絶に関する看護者の価値観および看護観をとらえた。調査期間は2002年9月~l1月であった。その結果は, 以下の通りであった。(1)人工妊娠中絶についての葛藤には, 抵抗感と受容する気持ちがあった。(2)人工妊娠中絶を受ける女性に対しての葛藤には, 抵抗感と受容する気持ち, およびアンビバレントな感情があった。(3)人工妊娠中絶にかかわるときの葛藤には, 抵抗感と中絶を受ける女性に対し看護を提供したいという気持ちがあった。人工妊娠中絶を受ける女性により良いケアを提供するためには, 看護者自身が自己の感情を客体化し, 葛藤に対するコーピングスキルを持つとともに, 看護者相互の気持ちの理解や看護者へのサポート体制の充実を図ること, さらに, 看護者それぞれが看護観を深めていくことの必要性が示唆された。}, pages = {43--51}, title = {人工妊娠中絶に対する看護者の葛藤}, volume = {24}, year = {2004} }