@article{oai:gunma-u.repo.nii.ac.jp:00001835, author = {赤石, 三佐代 and 布施, 裕子 and 神田, 清子}, journal = {群馬保健学紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, Departmental Bulletin Paper, 本研究の目的は,初めて放射線治療を受けるがん患者の気持ちと,対処行動を明らかにし,看護支援を検討することである。研究対象は,研究参加に同意の得られた放射線治療を始めたばかりのがん患者13名で,半構成的面接法及び診療記録からデータ収集をした。質的帰納的手法により患者の気持ちと対処行動に関する言語をコード化し,類似性に沿ってサブカテゴリー・カテゴリー化へと抽象化した。その結果は以下のようにまとめられる。1.始めて放射線治療を受ける患者の気持ちとして【治りたいという希望と決意】【放射線治療をしている自己存在の再認識】【安心できるケアの提供への期待】【疾患・治療・症状に対する不安】【治療を継続していく苦悩】の5個のカテゴリーが明らかになった。2.始めて放射線治療を受ける患者の対処行動として【がん疾患・治療を受け入れた積極的な問題解決行動】【がんと闘うための他者からの効果的な支援】【がん疾患・治療を受け入れなくてはならない諦め】【がんであるという現実からの逃避】【がん疾患・治療に対する行動・感情の抑制】の5個のカテゴリーが明らかになった。これらのことから,放射線治療開始時の看護援助としては,1.がんを告知されて放射線治療に臨んでいる患者の気持ちを理解すること,2.放射線治療の知識・情報・適切な技術の提供を十分に行い患者支援の促進に努めることが重要であることが示唆された。}, pages = {77--84}, title = {初めて放射線治療を受けるがん患者の気持ちとストレス対処行動に関する質的研究}, volume = {25}, year = {2005} }