@article{oai:gunma-u.repo.nii.ac.jp:00007650, author = {Yamazaki, Hodaka and Shimizu, Hisashi and Sato, Hiroaki and Toya, Hiroyuki and Motegi, Yoko and Sakamoto, Ichiro and Aiba, Masaaki and Tanaka, Toshiyuki and Ogawa, Tetsushi and Sunose, Yutaka and Takeyoshi, Izumi and 山﨑, 穂高 and 清水, 尚 and 佐藤, 弘晃 and 戸谷, 裕之 and 茂木, 陽子 and 坂元, 一郎 and 饗場, 正明 and 田中, 俊行 and 小川, 哲史 and 須納瀬, 豊 and 竹吉, 泉}, issue = {4}, journal = {The Kitakanto medical journal = 北関東医学}, month = {Nov}, note = {Journal Article, Bochdalek孔ヘルニアは先天性横隔膜ヘルニアの中で最も頻度の高い疾患であるが,その大部分は新生児期に発症し,それ以降の発症はまれである.今回,高度肥満高校生のBochdalek孔ヘルニアの一手術例を経験したので報告する.症例は15歳の高度肥満男性(BMI 35),2011年10月,嘔吐,腹痛が出現し近医を受診した.CTで胸腔内に胃,横行結腸,大網の脱出が確認され当院紹介受診となった.Bochdalek孔ヘルニア嵌頓の診断で,緊急手術を施行した.腹腔鏡下に手術を開始し嵌頓解除を試みたが,高度な肥満の為,ワーキングスペースや視野の確保が難しく,還納は困難であった.開腹手術に移行しヘルニア孔を縫合閉鎖し手術を終了した.術後経過は良好で術後13病日に退院した.現在まで再発は認めていない.本例は高度肥満による,慢性腹圧上昇が発症の要因と思われた.成人Bochdalek孔ヘルニアは稀な疾患とされてきたが無症状例を含めると潜在的には高頻度に存在する可能性がある.急変時の死亡率は決して低くなく,速やかに適切な治療を行う必要があると思われる.}, pages = {399--403}, title = {高度肥満高校生のBochdalek孔ヘルニア嵌頓の一例}, volume = {62}, year = {2012} }