@article{oai:gunma-u.repo.nii.ac.jp:00009757, author = {Osaki, Yohei and Terasaki, Yukie and Kanaya, Shuhei and Tahara, Kenichi and Shimizu, Hiroaki and Yanagisawa, Kunio and Ishizaki, Takuma and Ogawa, Yoshiyuki and Tsukamoto, Norifumi and Handa, Hiroshi and 大崎, 洋平 and 寺崎, 幸恵 and 金谷, 秀平 and 田原, 研一 and 清水, 啓明 and 柳沢, 邦雄 and 石埼, 卓馬 and 小川, 孔幸 and 塚本, 憲史 and 半田, 寛}, issue = {4}, journal = {The Kitakanto medical journal = 北関東医学}, month = {Nov}, note = {Journal Article, 【症 例】 65 歳男性,C 型肝炎,アルコール性肝障害,アルコール依存症,糖尿病,高血圧のため前医通院,禁酒のためX 年 4 月 11 日から cyanamide(70mg╱日)を内服していた.X 年 5 月 29 日に左足の脱力感,構音障害が出現し当院へ救急搬送され,Hb 9.6 g╱dl,WBC 700╱µl(Neutrophile 49╱µl),Plt 3.5万╱µl と汎血球減少を認めた.骨髄穿刺では cellularity10%と低形成性骨髄で,形態異常を認めず,染色体は正常核型,PNH 血球は検出されなかった.所見から再生不良性貧血(stage 5)が疑われたが,アルコール離脱せん妄と考えられる意識障害が強く MRI,インジウム骨髄シンチグラフィーなどの画像検査は施行できなかった.せん妄治療のため精神科病棟に入院し,蜂窩織炎を合併していたため抗菌薬を投与,内服薬をすべて中止し,G-CSF の投与を施行した.血球は 6 日で回復し,cyanamide 以外の内服薬再開後も血球減少は認められなかったことから,cyanamide による薬剤性再生不良性貧血と考えられた.【考 察】 cyanamide 関連再生不良性貧血の報告は少なく,文献的には症例報告を 3 例認めるのみであった.内服開始から発症までの期間は 20 日から 6ヶ月,回復までの期間は 2-4 週,cyanamide の内服量は 50-120mg╱ 日で本症例と一致する.稀な有害事象であり適切な治療で救命し得た症例と考え報告する.}, pages = {261--265}, title = {Cyanamide 投与に関連した再生不良性貧血の1例}, volume = {68}, year = {2018} }